気ままにウィーン

おもにウィーンやドイツ語圏について気ままに呟きます。

肝炎のワクチン接種

ドイツ国際平和村のボランティアへの採用が決まってすぐ、肝炎のワクチン接種をしなければなりません。

2018年3月現在は、

・A・B型肝炎の抗体を保持していること ※抗体検査報告書の提出あり。

という条件ですが、

私が応募した頃は、A型肝炎の抗体が定着している証明書だけで良かったので、ここではその前提で書いていきます。

 

【そもそも肝炎とはどんな病気?】

肝炎は、急性肝炎と慢性肝炎に分けられます。また、成因によって、ウイルス性、アルコール性、薬物性、自己免疫性などに分類されます。日本人の場合、80%がウイルス性によるものです。

ウイルス性肝炎とは?

肝炎ウイルスが体内に入り込むことによって起こります。ただ入り込むだけではなく、肝細胞に住み着いてしまいます。肝炎ウイルスに対して免疫機能が働き、抗体を作り、ウイルスのウイルスの住み着いた肝細胞を一緒に破壊してしまう事により、肝臓に炎症が起こり、これが肝炎の発症となります。この際に、リンパ球もウイルスを排除しようと働いています。肝細胞に肝炎ウイルスが住み着いても、免疫が働かなければ、肝細胞は破壊されず、肝炎は発症しません。また、肝炎ウイルスが免疫によって完全に排除されれば、肝炎は治ります。

ちなみに、肝炎の感染経路は、

A型肝炎・・・消化器感染症(汚染された食べ物から)

B型肝炎・・・血液媒介型感染症(輸血、母子感染、針刺し事故など)

C型肝炎・・・血液媒介型感染症(体内に大量に血液が入る輸血) 

この様な感じです。

 

日本にもドイツにも、C型のワクチンはないので、A型とB型の肝炎のワクチンを接種する事にしました。

病気によって、3回ずつ接種するところや、A・B型混合ワクチンで2回か3回接種するなど色々ですが、期間をあけて数回の接種をするので、半年くらい期間をみておいた方が良いです。

私の場合、大きな病院ではなく普段からのかかりつけの病院でワクチンを取り寄せてもらって接種しました。

A型とB型の肝炎ワクチン、それぞれ2回ずつ抗体の接種です。

病院の説明では、3回目の接種は“念のため”的なもので、定着する場合は2回で定着する、という説明でした。

 

ワクチン接種の為にかかる費用は、全て自己負担です。

 

血液検査(体に抗体を持っているかどうかの確認)をします。   ¥4,000

A型とB型のワクチン接種・各2回  1本約¥5,000×計4回   ¥20,000

血液検査(体に抗体が定着したかどうかの確認)をします。  ¥4,000

合計で、およそ¥28,000かかりました。(2008年2月頃の情報です。それに病院によって金額は変わります。)

 

そして私の場合、定着したのはA型肝炎のワクチンのみでした。B型肝炎のワクチンは定着しない人も多いと、病院で説明されました。

B型に関しては、ドイツ入り後、改めて病院で打ってもらう事も考えましたが、体調がベストである事が少なく、諦めました。